商品原価を正確に把握できていますか?
洋菓子の材料価格が高騰しています。高騰は、小麦粉、乳製品、卵、砂糖、チョコレート、ナッツなど複数の材料に及びます。世界的に需要が増大していることや円安が主な理由として考えられます。
原価の計算は意外と面倒?!
「今月から小麦粉は10円、バターは100円も値上がりし、シュークリームの商品価格を見直す必要があるが、いくら値上げすればいいのだろう?」
材料の値上げを受けて、商品の販売価格の値上げを検討するものの、商品原価率をすぐに把握できず、頭を悩ませている洋菓子店も多いのではないでしょうか。
商品原価を計算し直すには以下のような手順が必要で、時間がかかります。
1. 仕入価格の値上げ金額を確認する
2. 材料1gあたりの値段を再計算する
3. 材料を使用している商品を調べる
4. 商品ごとに、材料の分量を把握する
5. 商品ごとに、材料の値段を計算し直す(使用する材料分量g × 1gあたりの値段)
6. 商品ごとに、各材料の値段を足して材料費合計金額を出す
7. 商品ごとに、商品1個当たりの原価を計算する(材料費合計金額 ÷ 出来上がり個数)
「ケーキ職人」で商品原価をいち早く把握する
商品の原価率は、レシピ管理サービス「ケーキ職人」を使うと簡単に把握できます。
材料が値上がりした時は、仕入価格を変更するだけで、その材料を使用しているすべての商品の原価が自動で再計算されます。(材料価格はそのままで量が減少している場合は、仕入数量を変更すれば、その材料を使用しているすべての商品の原価が自動で再計算されます。)
値上げされた材料が多くても、複数の材料の仕入価格を一度に変更できるため手間がかかりません。また、たくさんの商品に使われている材料も、商品ごとに1つずつ計算し直す必要がないので、便利です。
材料の値上げの影響を、「ケーキ職人」でいち早く把握することができます。